練習メニュー
練習メニュー⑦(一点返し)
『1か所への返球対3か所へのランダム返球』
●目的
前後左右に揺さぶられるなかでも正確に一か所に返球できるラケットワーク、フットワークの両方を練習します。
■要領
1対1で行うオールロング、オールショートの変形版とも言える練習です。
2人で行いますが、コートの制約上2ペアが同じコートに入って練習します。
(1)ショート版・・・コーチ側と練習側に分かれます。コートを4等分(田)したとき、自分の正面側と奥の両サイドに対してランダムに返球します。
練習側はコートの4分の3を動き回り、返球は全てコーチ側の1か所(4分の1)への返球となります。
(2)ロング版・・・要領はショート版と概ね同じですが、コーチの位置はコートの奥の1か所になります。
▲着眼
練習側の返球に制限はありませんが、コーチ側はなるべくたくさん揺さぶるため、極端なスマッシュなどは避けましょう。慣れてきたらフェイントを混ぜますが、あくまで揺さぶりが目的なので、無理に決めに行かないように。
練習メニュー⑥(ヘアピン&ロブ)
『ヘアピン相互→ランダムでロブ』
●目的
ネット際から急激に後ろに下がるフットワークと相手にロブを読ませない駆け引きが重要な練習です。またカット(ドロップ)は、しっかりとシャトルに追いつけない場合のリカバリーも考えましょう。
■要領
1対1で行う練習です。コートの半面を使います。
相互にヘアピンを打ち合いますが、ランダムでロブをあげます。
どちらがロブを上げても良いですが、タイミングは完全にランダムです。
※ ロブからの返球はカット、ドロップですが、2セット目からスマッシュで返球するパターン、3セット目はカット、ドロップ、スマッシュのどれでもOKのパターンなどバリエーションがあります。
▲着眼
慣れてきたらフェイントを活用したり、ロブは高め低めなどバリエーションをもたせてみましょう。
練習メニュー⑤スマッシュ&レシーブ(2対1)
『スマッシュ&レシーブ(2対1)』
●目的
フットワークとスマッシュの連動を練習します。
連続で攻撃できる持久力と忍耐力が重要です。
■要領
スマッシュ側1名、レシーブ側2名で行う練習です。
スマッシュ側は、ロブをストレートにスマッシュします。ショートリターン(ヘアピン)はクロスヘアピンで返します。
レシーブ側は、スマッシュをストレートのショートリターン(ヘアピン)、クロスヘアピンはロブで返します。
Sスマッシュ➡R1ヘアピン➡Sクロスヘアピン➡R2ロブ➡Sスマッシュ➡R2ヘアピン➡sクロスヘアピン➡R1ロブ・・・・
▲着眼
スマッシュ側はストレートスマッシュとクロスヘアピンを左右交互に行うため、前後左右に強烈に揺さぶられながら攻撃を続けるためかなり強度は高いです。
レシーブ側はストレートへの返球のみなので、集中してラリーを続けましょう。続ければ続けるほどスマッシュ側がいい感じになります。
練習メニュー④(オールロング、オールショート)
『オールロング&オールショート』
●目的
前後に揺さぶられた状態でしっかりとショットをコントロールして正確に返球する練習です。
■要領
コートの半面を使った練習です。
コーチ側は、プレーヤーを前後にゆさぶるようにショットをうちわけます。
プレーヤーの返球はすべてコーチがいる方へ返します(オールロングの場合は、コートの奥側、オールショートの場合はコートのネット側)
▲着眼
コーチ側はミスせずできるだけ、ラリーを続けましょう。
プレーヤー側は、前後に動き回るスタミナやしっかりとシャトルを捉えるフットワークが重要です。
練習メニュー③(ワンミス)
『ワンミスゲーム』
●目的
ゲーム形式の実践的な練習です。ミス即交代なので、集中力を鍛えましょう。ペアは入れ替わりがあるので、対応力も必要です。
■要領
ダブルスのゲームですが、ポイントは計算しません。
ミスしたプレイヤーは待機の方と交代します。
ペアのどちらも触れることができずに決めれられると2人とも交代となります。
サーブのミスはサーバーのみ交代、アウトはアウトショットした方のみ交代となります。
▲着眼
この後はダブルスのゲーム練習になります。
どなたと組んでもいいようにしっかりメンバーのプレーを見ましょう。
また待機列では色々なアドバイスが・・・?
練習メニュー②(アタック&レシーブ)
『アタック&レシーブ(3対2)』
●目的
連続して攻撃できるスタミナ、レシーブ側はバランスよく返球できるコントロールを練習します。
■要領
アタック側は3名(後衛2名前衛1名)
レシーブ側は2名
5人で行う練習です。
アタック側はスマッシュ、ドライブをメインに攻撃してください。状況によりドロップorカットを使用してレシーブ側を揺さぶります。
前衛はプッシュ、ドライブもしくはヘアピンで攻撃します。
レシーブ側は相手の攻撃を受けます。ヘアピン、ドライブを使用して攻撃側を揺さぶることもできます。
それぞれショットの方向については決めていません。ストレート方向、クロス方向どちらに打っても結構です。
▲着眼
連続して攻撃できるスタミナと体幹の強さ、ショットの正確さが重要です。
しっかりとレシーブをするにはシャトルを捉えるフットワークが重要です。